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【簿記1級】単一基準配賦法と複数基準配賦法 その2

 

 

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これまで補助部門費を実際発生額で計算してきましたが、実際発生額で計算してしまうと予算差異が発生し、配賦先製造部門で正確な業績測定ができないなどといった問題が発生します。なので基本的に補助部門費も予定配賦額で計算します。

 

 

 

単一基準配賦法による予定配賦

 

単一基準配賦法による予定配賦は補助部門費の予算額を補助部門の操業基準度で割って予定配賦率を算出し、これを基に他部門へ予定配賦額を配賦していきます。

 

 

例題:当社の動力部門はその製造部門である切削部門と組立部門に総力を供給している。↓の資料により直接配賦法と単一基準配賦法により動力部門費の予定配賦を行いなさい。また動力部門の差異分析も行うこと。

 

<資料>

1:製造部門の動力消費量

  切削部門 組立部門 合計
(1) 月間消費能力 250kw 350kw 600kw
(2) 月間予想総消費量 300kw 250kw  550kw 

(3) 当月の実際消費量

280kw 300kw 580kw

 

 

※月間消費能力の600kwと月間予想消費量550kwは当年度の年間消費能力と年間予想総消費量に基づいて設定している。

 

 

2:動力部門の月次変動予算及び当月実績データ

 

  月次変動予算 当月実績
動力供給量 550kw 500kw
動力部門費    

 固定費

5000円 4600円

 変動費

3250円 3500円

合計

8250円 8100円

 

 

 

 

 

<解答>

単一基準配賦法により予定配賦を行う場合は、これまでの予定配賦の計算と同じように補助部門費の予算額を補助部門の基準操業度で割って予定配賦率を計算し、これに関係部門の実際サービス消費量を掛けます。

 

 

・予定配賦額の計算

 

動力部門費の予定配賦率:8250円÷5500kw=@1.5円

 

 

動力部門費の予定配賦額

 

切削部門:@1.5円×280kw=420円

組立部門:@1.5円×330kw=495円

 

 

・差異分析